2005-01-01から1年間の記事一覧

PARCOのCMで、「ぜんぶ捨てたら未来だけ残った」というコピーがある(と思う)。広告に使われた言葉ということで、すんなり受け入れられないところもあるけれど、ただ、この言葉自体はなかなか素敵だなあと思う。それはきっと、軽さを志向しているからだろう…

初台。東京オペラシティーアートギャラリー、シュテファン・バルケンホール「木の彫刻とレリーフ」を見に行く。何種類かの木を使っていたようだが、白っぽい木を使った作品の方が好み。彫刻の、人物の表情がかすかに微笑んでいるようで、その微妙さが上手い…

小さいながらも、いままでつくったことのなかった立体作品を12体つくるという経験をして、実際にその12体の作品が部屋にある…そのことによって、以前の、立体をつくったことのない自分には戻れない。それがとても不思議だ。

ひさしぶりに作品ギャラリーを更新しました。6段目と7段目です。6段目は、ずいぶん前につくって、ある公募に出し、昨日落選が分かった絵たちです(チョイスじゃありません)。7段目は、この1週間くらいずっとつくっていたもので、自分にとってはあたらしい試…

最近、口の中が変。味が変。ずっと鉄をなめているみたい。食べているものの栄養が片寄っているからかな。たしかに相当片寄っているけれど。なんだろう。気になる。

どこかの文芸誌(「文學界」だったかな)で浅田彰が、森美術館でいま行われている杉本博司の展覧会について書いていて、激賞と言っていいほど評価しているのだけれど、その中でリヒターに触れている部分があって、それが自分にはとても納得がいった。杉本博…

切ない音楽が流れるロールプレイングゲームがしたい。

雨がつづいてます。天気によって気分もかわる。 ラジオが欲しいなあと思って探しているのだけれど、安くてデザインや機能が気に入るのはなかなかない。デザインがいいのは、やはり値段もはる。無印良品から出ているCDラジオプレイヤーが欲しいのだけれど値段…

テレビ(NHK映像ファイル)で、「青い山脈」などを歌った藤山一郎が、「悲しい歌は感情をこめず淡々と歌おう、明るい歌は多少ウエットに歌おう。それが大人の歌い方…」と言っていました。悲しい歌は淡々と。よく分かるような気がします。

雨が降ってきたので傘を買ったら、すぐにやんでしまった。いらない傘だけ手元に残った。 タナカカツキのデジオナイトを聞いていたら、今日銀座のアップルストアで戸田誠二さんとなにかおもしろいことをやるというので、行こうかどうしようか迷ったのだけれど…

六本木。森美術館の杉本博司「時間の終わり」を見に行く。その他、AXISギャラリー、ブラウン展「形を超えたデザイン」なども見る。六本木ヒルズの展望台、夜に行ったのははじめて。地上から離れた感じというか、現実離れしているというか。いい悪いじゃなく…

今日は天気がいいので嬉しい。いい天気が続いた後のいい天気より、悪い天気が続いた後のいい天気の方が嬉しい。コントラストがあるからだろう。いい天気の後のいい天気と、悪い天気の後のいい天気は、同じいい天気でも、ぜんぜん違っている。ある日は、ただ…

こちらへ来てある時期から、買い物をしたときにもらうレシートを捨てずに箱の中に入れてためておいたのだけれど、箱がいっぱいになってきたので、スケッチブックに糊で貼っていった。なんの意味があるのか分からないけれど。 せっかくだから何枚あるか数を数…

雨やくもりの日がつづいてますね。少しさむい。歩きにくい。 テレビばかり見ているのも良くないと思って図書館で本を借りてきました。読んでいたら眠たくなって寝てしまった。 なんとなく現実感がないような。もっとしっかりしなくては、自分…。 髪がのびて…

横浜トリエンナーレを見に行く。田添かおりと高嶺格の作品が印象に残った。あと、ふつうのマンションの一室で作品を見せる桃谷恵理子。電話で予約して、そのときにマンションの場所を教えてもらい、約束の時間にマンションへ行くという手順をふむ。その展示…

いつもひとりで歩いている

眠たくなかったら寝なくてもいいよ

壊れてもいい

ある目的に対して一直線に進んでいる感じ

その言葉の意味をひろげること

それは なにか違うものをあらわしている

いい天気。 今日で、こっちへ来てから1年。いろいろ、知らなかったことを知ることができたと思う。それはいいことだろう。 これからは、おもしろく生きることを指針にしたい。それだけ。見た目のきれいさや、おしゃれさや、数字や、お金や、そういうのじゃな…

銀座。ふたたびギャラリー小柳のアントニー・ゴームリー展。何度見ても素晴らしい。理屈はいろいろ言えるんだろうけど、とにかくその彫刻を前にしたときの震えるような感動。そして、自分が興味あるのは人体だと再確認。 HOUSE OF SHISEIDOの「生の芸術 アー…

だれかとチョイスの前に会って話して、その人の絵を見て、「この絵チョイスに出したら?」って言うと、ほんとに入選したりする。そういうの2回目。そして自分は落ちる! まあ、今年の大賞展はおもしろそう。それだけは楽しみ。 とにかく、おもしろくないとい…

チョイス応募したんですけど、落選したみたいですね…かなり時間かけてつくったんですけど、残念。 ほかにもショックなこと。 自分が悪い。

秋晴れ。さわやかで気持ちがいい。たしか、1年前のいまくらいに、はじめて吉祥寺へ来て、部屋を探したりしたのだ。空気や匂いがあのとき感じたもののよう。 図書館をうろうろしていると、前に書いた、あやしい特集がある図鑑のシリーズがあるのを発見。「難…

昨日日記に書いた「いいもの」の定義がいまいち違うな、違和感があるな、荒い言い方だなと感じたので、あらためて考えてみると… 「いいもの」は、まずぱっと見て(音楽の場合なら、聞いて)、忘れがたい印象があり(「いいもの」じゃないと、どうでもいいの…

他人の評価がなかったら、どんなものをつくるだろう。もし、世界に自分しかいなかったら、だれかに見せるということを意識しないはず。そうしたら…きっと違うだろう。その方が、いいものが作れるような気がする。「いいもの」とは、つまりブレがないというか…

吉祥寺のにじ画廊(近所なのでよく立ち寄る)でやっていた長野ともこ展を見ていたら、「キューピーさんですか?」と声をかけられてびっくりした(声をかけてくれたのは長野さん本人)。チョイスのせい。会ったことのない人に声をかけられるのは不思議なもの…

100%ORANGEのサイトのMEMOで、「絵がうまくいったときは、絵が孤独になっている」というようなことが書かれていて、なるほどと思いました。「それはたとえ、絵の中の人物がにこにこ笑っていても」ということで、それも納得。自分の絵はどうだろうと考えまし…