2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

六本木ヒルズ。森美術館の「東京ベルリン展」を見る。あまり期待してなかったのだけれど、いくつかおもしろいのがあった。ゲオルグ・バゼリッツの「近代の画家」が気になった。 小説の新人賞に応募した…。この3日間くらいで書いた。

うどん屋でうどんを食べたら味がおかしかった。うどんを吐き出して、店員におかしいと言った。店員は謝って(厨房は少し混乱した)、新しいうどんを出した。しかしそれを食べてみてもやはりおかしかった。苦みがあった。しかし…もしかして、おかしいのはうど…

馬に乗った少年は、なにをするにも馬に乗っていた。食べるときも歯を磨くときも寝るときも。馬に乗った少年は、馬に乗ったまま学校へ行き授業を受けた。馬に乗ったまま手を上げて、問題に答えた。

どうもいらいらしやすいのは、スポーツをしていないせいだ。とくにテニスをしていないからだと思う。もう8年くらいしていないんじゃないだろうか。なにがしたいって、テニスがしたい。ずっとしたい。ラケットで蛍光色のテニスボールを打ちたい。ラリーがした…

ものを食べるのに入った店の店員が、なんだか機嫌が悪かった。適当に食べて外へ出たら、空がくもっていた。ぼんやり灰色の道を歩きながら帰った。部屋へ着いて、すぐに横になった。疲れていた。いつの間にか眠りに落ちていた。

あなたはなにか考えている。きっとフォークのことに違いない。私には分かる。あなたはフォークに並々ならぬ感心を寄せていたから。あなたは私よりもフォークや皿について感心を寄せている。私はそのことを寂しく思う。しかしあなたの心を私の思うようにする…

銀座。ギャラリー小柳、ヘレン・ファン・ミーネ展。ギンザ・グラフィック・ギャラリー、シアン展。資生堂ギャラリー、須田悦弘展。ガーディアン・ガーデン、太陽雅晴展(DMを見て想像していたよりもずっとおもしろかった)。nichido contenporary art、佐内…

ずっと気に入なっていた二本の映画、塩田明彦の「カナリア」とジャ・ジャンクー「青の稲妻」を観た。後者が素晴らしかった。なにかとても生々しく、厳しく、激しいものが、非常に見事に定着していて、時代の雰囲気や人物の精神が、みずみずしく描かれている…

どこまでいってもなにもない。

いろんなものを排除して、たったひとつのことを言う。

こういう天気の日は、へんな気分になったりする。へんな人がいるのも分かる。自分もへんだったから。 中野のみづゑギャラリーに、濱口桜子さんの絵を見に行く。

実家の最寄り駅から二駅のところ(いかにも地方都市)にあるシネマ・コンプレックス。4階建てくらいの大型スーパー(?)の中に入っていて、6つか7つくらいの映画館が集まっている。むかし、ときどきそこへ行っては映画を観ていた。アメリカ的(というか、実…

熱は下がったみたい。はな水とくしゃみが出るのは、風邪のせいなのか花粉症のせいなのか。たぶん風邪だと思うけど。 雑多なこと。頭に浮かぶこと。 チョイス大賞展のオープニングの、二次会だか三次会だかで、自分は、「本当にやりたいのは小説」と言ってし…

私は知っている。私は知らない。私はなにかを信じている。あなたを信じ、あなた以外のなにかを信じている。私はあなたのことを考える。あなたは美しい。あなたは汚い。あなたは大きい。あなたは小さい。あなたは愛らしい目をしている。あなたは強そうな口を…

風邪を引いてしまった。熱と寒気。喉の痛み。

晴れている。

チョイス大賞展のオープニング。多くの人と会った。今まで会ったことのある人も、ない人も。名前だけ知っていた人に会う体験は不思議。その他、いろいろな体験。多くの人の前で挨拶をさせられたり…。 朝までお酒を飲んでいた。けっこう真面目な話が多かった…

昼から、グループ展の打ち合わせ。決めることを決めたり紅茶を飲んだり。 夜、やけにヘリコプターの音が聞こえた。少し寒い。

GEISAIを見に行く。今回は、欲しいと思うものに出会わなかった。

私はあなたを知らない。私はあなたのことをなにも知らない。あなたもきっと私のことを知らないだろう。知りたいとも思わないだろう。私はあなたのことが知りたい。しかし知ることはできない。知るすべがないからだ。そのてかがりはない。あなたはなにかを言…

私はあなたと食事をした。あなたはおいしそうに食べた。私はそれをじっと見ていた。あなたはゆっくりと食べていた。そしてきれいに残さず食べた。あなたはなにか言おうとしたけどやめた。私はしばらく待ってみた。しかしなにも起こらなかった。私は紅茶だけ…

ドラッグストアのCMソングを口ずさみながら、帰る子どもたち。ゆっくりと、ときどきふざけながら、歩いている。 天気が良くて、美しく見えた。なにが?あらゆることが。昨日が嘘のように。

いつもと違うところを歩いた。南のほう。 なんだか…少しのことで落ちこんでしまう。思うんだけど、道路に車がたくさん走っているのが悪いんじゃないかな。くもり空で、車がたくさん走っているのを見るのは、そして、その道路の歩道をとぼとぼ歩かなくてはい…

朝、部屋を出ると、うぐいすが鳴いていた。ほかにも、名前は分からないけど、きれいな鳴き声が聞こえた。 トムズボックスの、100%ORANGEの展示を見る。少し、コラージュの手法のもの。初日に行けば良かったんだけれど、忘れていた。 天気がいいので、公園を…

なにか大きなかたまりが、よく見たら少しずつ動いている。いや、たんに目の錯覚のようなもので、本当はぜんぜん動いていないのかもしれない。動いているのか、動いていないのか、どちらなのだろう。とにかく、どちらにしろそれは大きなかたまりだから、風な…

その部屋は、三方は壁に囲まれているのだけれど、一方には壁がなく、部屋に地続きで、きれいな色の芝生が、彼方むこうまで続いている。遠くに、こちらの部屋と同じような部屋が、小さく見える。長い長い芝生部分は、地面自体がへんに大きくねじれている。ま…

奇妙なルール。

神田。PCM竹尾(チョイス大賞展の会場でもある、紙の会社)が、自分の横顔シリーズのレプリカをつくってくれたというので、見にいく。行ったら、ちょうど大賞展のポスターを刷っていたところだった。ポスターの絵は、自分がこのためにつくったもの。そのうち…